中国語の習熟度が一気に伸びる字幕勉強法
他の語学同様、中国語においても字幕勉強法が基礎レベルを実践レベルに引き上げる最も効果的な方法です。英語の場合、この字幕勉強にたどり着くまでに、もしくはこの効果が現れるまでに、非常に長い道のりを辿りますが、中国語においてはこの限りではありません。
中国語発音の基礎をマスターしたら、まずはこれを始めましょう。ここに達する目安としては時間を使える学生で一ヶ月、隙間時間で進める社会人で三ヶ月です。
躊躇せずに日本語吹き替えを観てから始める
いきなり中国語音声で始めると挫折します。まずは日本語字幕でストーリーを理解し、その上で楽しみながら勉強する事が重要です。この時「日本語音声+中国語字幕」にすると、中国語が日本語の延長線上にあることを何となく感じ取れると思います。
続いて「中国語音声+中国語字幕」での視聴になりますが、すべての人が「速すぎてついていけない」と落胆します。しかし、トレーニングを重ねるにしたがって難なくそのスピードについていけるようになりますから、心配は無用です。
三つのステップで中国語能力を一気に引き上げる!
ファーストステップはピンインの学習レベルを確認すること
字幕勉強法の最初のステップは音声をしっかり聞き取り、それがピンインに変換される喜びを実感する事です。
もしあなたが、中国語発音の基礎をマスターできていれば、雑音でしかなかった中国語が、ピンインという文字列でしっかりと脳裏に入ります。辛かったピンイン学習が報われる瞬間で、誰もが感動を覚えます。ここで一気に学習意欲が上がる事は言うまでもありません。
セカンドステップはピンインと漢字を当てはめる
それだけでは意味を持たないピンインを漢字に変換し、中国語を実用レベルに押し上げます。いわば、ここからが本格的なトレーニングになりますが、漢字を理解できる日本人にとって難しいステージではありません。(前述したように、難しいのは最初のピンイン学習だけです)
まず耳に入ったピンインを字幕を頼りに漢字に当てはめます。最初は全体の1割程度しか変換できませんが、それで問題ありません。ここで焦りを感じ、残りの9割のピンインを調べ、一つ一つ当てはめていくのは愚行です。
映画を見ていると頻出する漢字や表現に気づくはずです。これは日常生活でも多用される最重要ワードで、確実に身につけるべきポイントです。まずはこのような頻出する漢字のピンインを調べ、何度も口に出し確実に身に付けましょう。これを繰り返す事にでピンインはもちろん、感覚的に正しい四声を習得できます。
サードステップで中国語をドミノ倒しの様に次々とマスターする
セカンドステップを終えると、映画に出てくる漢字の3〜4割程度のピンインが捉えられます。こうなると穴埋め方式で、辞書で調べなくとも漢字のピンインを知る事が可能になります。
例えば「我在咖啡厅」、このうちの「我在」だけをつかんでいれば「咖啡厅」にピンインを当てはめる事が可能です。このように知っている漢字を手がかりに、ドミノ倒しのように新しい漢字を次々と手にできるようになります。
最短距離で実用レベルの中国語に到達できる
字幕勉強法は、普段の生活で頻出する単語や表現を優先的に捉え、さらに正しい発音を身につけられる手段です。
特に習得に時間と訓練を要する四声を持つ中国語は、単語帳を使った学習が不向きです。その映像と音声をシンクロさせて、何度も口に出す事が重要です。
字幕に慣れれば中国のテレビ番組を理解できる!映画を楽しめる!
中国のテレビは字幕付き
中国では、スポーツ中継等を除くほぼすべてのテレビ番組に字幕が振られます。よって、この勉強法をこなしていればテレビ番組が理解でき、中国の流行や世相を捉える事ができます。中国での生活や旅行がよりいっそう充実することでしょう。
テレビ番組で中国の世相を感じとる。
WEBの興隆によってテレビの影響力は確かに弱くなりましたが、それでも尚、世相を映し出す鏡のような地位を保っています。特に中国では、テレビ局が積極的にコンテンツをWEBに提供するため、日本に比べ強い影響力を保っています。
最近では「お見合いバラエティ」や「質素な結婚生活を描くドラマ」「タレント発掘オーディション」等が話題になり、若年層の流行を生み出しました。
やはり中国語を勉強する多くの人が、仕事目的のはずです。それであればテレビ番組を通じて積極的にその世相を感じ取る必要があるでしょう。そしてその姿勢が中国語の習得スピードを勢い良く押し上げてくれる事は言うまでもありません。
中国語発音の基礎
「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」
「中国語発音の基礎」
「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」